太くてやわらかい、しっかり味のついた白ねぎです。すき焼きや鍋に入れて食べるのが一般的で、ぬめりがあってとろけるようにやわらかく、とても甘みがあります。煮込んでも崩れず、決して「脇役」とは思えない味わいと風味があります。
ねぎには、根深ねぎ(白ねぎ)と葉ねぎ(青ねぎ)の2種類があり、金沢一本太ねぎは根深ねぎの一種です。
日本の冬ねぎの代表的な品種で、かつては秋田県や岩手県でも栽培されていました。
金沢一本太ねぎは、風に折れやすく、箱詰めの際にカットの手間が要ることから、ねぎ自体が細くなっていきました。そこで金沢一本ねぎを守り続けるための試行錯誤がおこなわれ、風にも負けない強い繊維質をもつねぎとして今日では出荷されています。